今や子供から大人にまで大人気のちいかわ。
そんなちいかわはしまむらをはじめ、GUなど様々なブランドとコラボし、販売開始に人気すぎてすぐに完売・・・
人気が爆発しているせいか、オンラインでは秒で完売。
店舗では、揉み合い、取り合い、押し合い・・・と争いが起きている。
ちいかわファンからは、受注販売にしてほしいとの声が殺到・・・
ここまで人気が爆発しているのに、受注販売をしないのなぜ?その理由を考察してみました!
受注販売を求める声はどれくらいあるの?




受注販売を求める人の多くは、店舗での争奪をするのが嫌だという理由が多いみたいだね・・・
受注販売ってなに?
受注販売とは何か?
注文を受けてから問屋(メーカー)に発注する=製造することです。
つまり注文を受けているときは、在庫を持っていない状態のことです。
ではなぜ受注生産をしないのか?その理由を3つ、挙げていきたいと思います。
ちいかわ×しまむらがグッズを受注販売にしない3つの理由は?(考察)
1つ目:ついで買い・まとめ買いがなくなってしまう
受注販売といえば、基本的には一点売りです。
私たちはお買い物するとき、例えばミッキーのシャーペンを購入する為に、Disney Shopに行くとします。
しかし、シャーペンの周りにはノートや消しゴムなど他にもいろいろな商品が並んでいますよね。
となると、ついで買いをしてしまいます。
しまむらでもそう。ちいかわグッズを買いにきたお客様がタオルを求めてたとしても、タオルと一緒に靴下やパジャマを買っちゃったり、ちいかわとは関係のない他の商品を買っていくものです。
ユニクロさんなんかは、大体の人がついで買い・まとめ買いをします。
受注販売をすると、こうした現象が起きないので、客単価が下がってしまうんです。
しまむらさんは大人気のちいかわグッズでお客様を集めて、コラボ商品以外も買ってもらうのが狙いです。
とは言っても、今後どうなっていくのかは分かりません。
でも今の現状では、まだ受注販売は検討していなさそうな気がします。
2つ目:受注してから〜納品までに時間がかかる・・・
2つ目の理由として、受注生産にしてしまうと、お客様から注文が入り、そこから生産に入るので、納品までに時間がかかってしまいます。
そうなると、どんどん新作グッズを出したくてもそのスピードはガタ落ちしてしまいます。
ちいかわみたいに今現在、人気爆発しているとなると、この間に1つでも多くのグッズを販売して、お客様に買ってほしいという狙いがあるはずです。
その狙いがあるかぎり、受注生産は今の現状ではむずかしのでは?と思います。
3つ目:在庫確保が難しい・・・
3つ目の理由は在庫確保が難しい。
例えばちいかわのTシャツ。
元々は無地のTシャツに、染めたりしながら、ちいかわを刺繍してますよね。
見込み生産となると、人気度から数量を予測してあらかじめ予測数のTシャツを発注して、ちいかわTシャツにデザインしていきます。そして販売→在庫がなくなり次第終了とできます。
しかし、受注生産となるとそうはいきません。
受注生産とはいえど、あらかじめ無地Tシャツは発注しておかなければなりません。
そうなると、人気爆発しているとはいえ大量に発注しすぎて受注数が下回ってしまった時、無地Tシャツが在庫として残ってしまいます。
また逆に、大量に発注したとはいえ、受注数が上回った時、追加で無地Tシャツを発注してもその時にはもう無地Tシャツの在庫がないということも起こりうり、入荷を待つことになる為、納品までに時間がかかってしまいます。
そうなると、お客様とお店の間でクレームやトラブルになってしまう可能性もあります・・・
それが受注生産の難しいところですね。
まとめ
ちいかわ×しまむらがなぜ受注販売をしないのか?について3つの理由を挙げてみました。
あくまでも私の考察なので、本当の理由は別にあるのかもしれませんが、一般的に受注生産のデメリットは大体こんな理由かなあと思います。
それにしても、絶対に手に入れたいファンからすると、受注販売してほしいってなりますよね・・・