週刊少年マガジン連載、人気ラブコメ漫画「彼女、お借りします」(かのかり)の実写ドラマ化が発表され、
木ノ下和也役(主人公の男子大学生)には今や人気絶頂のジャニーズグループ・なにわ男子の大西流星くんが!
なにわ男子のファンの間では、「頑張れ」「楽しみすぎる」と言った応援の声が殺到する中、
漫画の原作ファンの間では、「原作のイメージが壊れる」「やめてくれ」と批判の声が殺到・・・
漫画の実写化は毎回批判されやすい、しかしなぜ批判されているのか、なぜ原作のイメージが壊されるとまで言われてしまうのか。
原作のストーリーやキャラと、実写化キャストのイメージを比較しながら考察してみました。
かのかりってどんなストーリー?
まずは簡単にあらすじを紹介します。

都内の大学に通う20歳の大学生・木下和也が人生初の彼女を作るも、わずか1ヶ月で振られてしまい意気消沈。そんな和也が救いを求めて利用したのが、お金を払って彼女を借りるサービス「レンタル彼女」。
そこで出会ったレンタル彼女が圧倒的な美少女・水原千鶴。
初めてできた彼女にふられ、乱暴な気持ちでレンタル彼女を利用し始めた和也だったが、レンタル彼女の水原千鶴との関係を続けていく中で、人生を揺るがすほど刺激的な生活が幕を開けていくストーリーです。
かのかり 登場人物 原作キャラ
ここからはかのかりの登場人物と原作イメージを簡単に解説していきたい思います。
主人公の大学生・木ノ下和也

優柔不断な性格で、モテない、冴えない見た目と中身の大学生。見栄っ張りな性格から虚言癖もあり。
しかし、真っ直ぐで一途な思いは、周りの女の子の心を揺るがせるエネルギーをも秘めています。しかし、惨めな発言やみっともない行動が圧倒的に多い人物。
レンタル美人彼女・水原千鶴

性格・容姿・気遣い全てにおいて完璧な彼女。しかしその実態はあくまでもお金と引き換えにレンタル彼女として、提供しているもの。最初は全てが演技と思われていたが、和也との関係を深めていくうちに、彼女の奥に秘められた努力を怠らない真っ直ぐで真面目な性格や魅力見えてくるんです。
実写化キャストが批判されるのはなぜ?
実写化キャストで批判が殺到している理由として1番多かった意見が、
優柔不断な性格でモテない、見栄っ張り、見た目も平凡な主人公和也を、ジャニーズが演じるという点でした。
和也を演じるなにわ男子の大西流星くん

大西流星くんといえば、可愛らしさはもちろんのこと、印象的な大きな瞳と愛くるしい表情がとても魅力的です。
そんな流星くんがモテない、冴えない、クズな和也をどう演じるのだろうか・・・


ジャニーズの大西くんを起用することで、まず作品の注目を集めるというのが主旨なんだろうとは思うけれど、キラキラした可愛い大西くんが、冴えない和也になりきれるのか?というのには、原作ファンだけでなく、ジャニーズファンも少し心配しているようですね・・・
でも大西くんの魅力は可愛らしい見た目だけではないです。
大西くんは、自分の魅力や世間から求められているものはなにかを察する能力、そして、やりきる度胸とアイドル根性を持っています。
大西くんのコメント
登場人物との会話を大切にしっかり目を見て純粋に演じたいと思います。
引用:映画ナタリー
女の子を目の前にするとオドオドして空回りしてしまうところ、すぐ妄想してしまうところなどに、和也くんの可愛さが詰まっているので、アイドルということを感じさせないように全力で振り切りたいと思います。
可愛らしい見た目とは裏腹に、時折毒を含んだ発言をこぼすなど、掴みきれない不思議な引力を持っている大西くんなので、かのかり実写化でモテない、冴えない和也を演じることで、私たちの知らない大西くんの新たな素顔や魅力が見られるんじゃないかとなと私は思います。
まとめ
大人気ラブコメ漫画「彼女、お借りします」の実写化キャストがひどいと言われている理由について、原作キャラと実写化キャストのイメージを比較してみました。
やはり実写化されるとなると、賛否両論が巻き起こるのは避けられない・・・
実写化を応援するジャニーズファン、イメージを壊してほしくない原作ファン。
でもどちらの意見もあってこそ、いい作品が仕上がっていくのではないかなとも私は思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。